最終更新日 2012年9月29日

ベイジアンネットによる因果分析

ベイジアンネットは因果関係を矢印とノードで表します

図の説明

(Burglar泥棒)が侵入すると → (DoorAram警報)が鳴ります
(EQuick地震)があっても → (DoorAram警報)も鳴ります
(EQuick地震)があったら → (Radio地震放送)があります

ベイジアンネットの動作例

(Burglar)の可能性(事前確率)は 5% と低くしています

(DoorAram警報)が鳴った場合、(Burglar泥棒)侵入の確率が非常に高くなります。
ベイズ理論で(Burglar泥棒)侵入の事前確率が警報の事後確率で変わります。

A(DoorAram警報)をyesにして警報がなった事実を設定します

(Buglar泥棒)侵入の確率計算のメニューを選択します

(DoorAram警報)が鳴ったので(Buglar泥棒)侵入の事後確率は83.3%にあがります

(EQuick地震)でも(DoorAram警報)が鳴る可能性があり、
(Radio地震放送)あると地震発生の事後確率が変わり警報が鳴る原因の
(Burglar泥棒)侵入の事後確率が変わります。

(Radio地震放送)の定義のメニューを選択します

(Radio地震放送)をyesにして地震があった事実を設定します

警報が鳴ったのは地震の可能性もあるので(Buglar泥棒)侵入の事後確率は40.19%に下がります

事実を設定することによって、ベイジアン・ネットの因果関係を辿って
Radio地震放送→地震発生確率→泥棒侵入確率と確率変動が伝播します。